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仏具紹介

2016.12.01

仏壇のいろは 
― 仏壇のつくりと種類 ―

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仏壇のつくり

前回、「仏壇のいろは ― 仏壇の起源 ―」でご紹介した通り、仏壇とは家の中のお寺のような存在です。ですから、仏壇にはお寺を模したつくりが随所に見られます。

仏壇には扉が付いていますが、これはお寺の山門を見立てたものだと言われています。この扉の内側に付いている障子、これは、寺院の本堂において内陣との境にある巻障子を模しています。

そして、仏壇内部は基本的に三段になっており、そのうち最上段に一段高くなったところがあり、そこにご本尊を安置する「須弥壇(しゅみだん)」があります。

古代インドの世界観によれば、世界の中央に須弥山という巨大な山があり、その頂上に帝釈天、中腹に四天王が住み、ふもとは四大州と呼ばれ、人間が住んでいるところとされました。
仏壇の中央部、ご本尊を安置するこの須弥壇は、須弥山の上、人間の世界を超えた尊い場所をあらわしています。
つまり、須弥壇に仏様をまつることは世俗の世界を超越した、理想の世界にいる仏様を礼拝するという意味があります。

仏壇の種類

仏壇はその形状から「重ね型仏壇」、「地袋型仏壇」、「上置(型)仏壇」の3つのタイプに分けることができます。

『重ね型仏壇』

高さが135~175cm前後になる最もよく使われるベーシックな仏壇です。
この重ね型仏壇は、仏壇を置く仏間の間口の広さに合わせて、「一間仏壇」 と「半間仏壇」に分かれますが、仏間にそれほど大きなスペースを設けられない昨今の家屋事情から、「半間仏壇」が最も多く普及しています。

この後ご紹介する重ね型仏壇以外のお仏壇は、重ね型仏壇を省略した型と考えます。

『地袋型仏壇』

高さが100~140cmくらいのもので、地袋付きの仏間に置くための仏壇です。

『上置型仏壇』

高さが35~90cmくらいで、お仏壇を置くためだけのスペースが取りにくい家のために、家具などの上に置くことができるようになっているものです。



仏壇のいろは ― 仏壇の荘厳 ― へ続く…